サーキュレーターの効果と設置場所

サーキュレーターと扇風機の違い

 

 

サーキュレーターも扇風機も、風を送るものであることには変わりはありません。それならば、何故扇風機ではなくてサーキュレーターでなければならないのかという疑問が湧いてくるかも知れません。

 

そうなると、普通の扇風機とサーキュレーターとの違いをはっきりとさせておきたいところです。サーキュレーターは、空気の循環をその目的としているわけですから、狭い範囲で直線的に、そして遠くまで風が届けられるように作られているわけです。したがって、基本的には風が強くなっているわけです。

 

一方の扇風機は、基本的には人がその風に当たることで、涼しさを感じるようにするために作られているものです。ですから、広範囲で近い距離内に強い風が当たるように作られているわけです。

 

ここで、サーキュレーターと扇風機の特徴をまとめてみましょう。サーキュレーターは、風を遠くまで強く送ることが出来るものです。しかし、音がうるさかったり、掃除がしにくいタイプもあります。そして、基本的にその風力が強いので、長時間その風を直接身体に浴びるのは、あまり健康上は良くないといえます。

 

実際に空気を循環させる際には、エアコンとサーキュレーターの設置場所が多少離れていても効果が期待できます。扇風機は、風を送る距離は近距離ですが、その代わりに広い範囲にわたって風を送ることが出来ます。本来の目的は人を涼しくすることですが、部屋の空気循環に利用することも出来ます。ただ、サーキュレーターよりも首が長いために、設置場所が限定されます。